【ミャンマー】大統領、増加するイスラム教徒と多数派の仏教徒との宗教対立に強い危機感　2012年以降200人以上死亡 [7/8]

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ミャンマー大統領、宗教対立に強い危機感
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0801Y_Y4A700C1FF1000/
日本経済新聞　2014/7/8 22:51

　【ヤンゴン＝松井基一】ミャンマーのテイン・セイン大統領は８日、国営紙
に掲載した国民向けメッセージで「ミャンマーは今、民族的、宗教的な紛争に
直面している」と述べ、同国内で激しさを増している仏教徒とイスラム教徒の
衝突に強い危機感を示した。「国の平和と安定を脅かす動きには断固とした対
応をとる」とも強調し、事態の解決に向け武力介入する可能性を示唆した。

　ミャンマーでは2012年以降、イスラム教徒の人口の増加に対する多数派であ
る仏教徒の危機感の高まりなどから、中部マンダレーや西部ラカイン州で両者
の衝突が頻発。200人以上が死亡している。マンダレーでは今月に入り暴徒化し
た仏教徒のグループがイスラム教徒の商店を破壊するなど混乱が広がったため、
治安当局による夜間外出禁止令が出ている。

【ミャンマー】大統領、増加するイスラム教徒と多数派の仏教徒との宗教対立に強い危機感 2012年以降200人以上死亡 [7/8]

【ミャンマー】大統領、増加するイスラム教徒と多数派の仏教徒との宗教対立に強い危機感　2012年以降200人以上死亡 [7/8]